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| 「総合的な学習の時間」のねらいは何ですか。 |
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「総合的な学習の時間」というのは、自由裁量の時間でも、体験学習の時間でもありません。あくまで学習指導要領で規定されている時間ですから、その主旨を理解して、カリキュラムを組み立てることが大切です。新しい学習指導要領の総則には、つぎのような形で「総合的な学習の時間」のねらいが述べられています。
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総合的な学習の時間においては、次のようなねらいをもって指導を行うものとする。
(1) 自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てること。
(2) 学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動に主体的、創造的に取り組む態度を育て、自己の生き方を考えることができるようにすること。
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つまり、児童生徒に主体的な課題意識や自己学習力を身につけさせるよう、教師が「指導を行う」時間であると言えます。 |
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| 「総合的な学習の時間」というのは、「体験学習」の時間と聞きましたが…。 |
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体験学習は、今日の子どもたちにとってふさわしい活動ですが、体験が目標になってしまうことは、「総合的な学習の時間」のねらいから見てずれてしまいます。「総合的な学習の時間」においては、結果
的に自己学習力や情報活用の実践力が身につくことが重要であり、そのような能力が身につかない体験活動だけでは、不十分であるということになります。
新しい学習指導要領では、総授業時間数が減り、教科の学習時間も軒並み減っています。その中において、わざわざ「総合的な学習の時間」を新設し、100時間を超える時間を割り振った理由を考えることが大切です。そのようにして捻出した時間が、単なる体験だけで終わってしまうことのないよう、教師や学校は、新しい基礎学力をしっかり把握して、カリキュラムを責任持って編成しなければなりません。 |